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なぜ高音が綺麗に出ないの⁉️ 出ない理由と、綺麗な高音になるための練習

高音が綺麗に吹けるようにしたい!どうしたら綺麗になるの?とお悩みの方は多いと思います。「高音が綺麗に出ない理由」と、どういう練習をしたら、綺麗に高音が出るようになるかを話しします。この練習をすれば高音も楽に響きます!

目次

高音が綺麗に出ない理由は、お腹の筋肉が弱いから!

高音が綺麗に出ないのは、お腹の筋肉が弱いからです。お腹の筋肉を使って吹いていないからです。高音を綺麗に吹けるようにするには、お腹の筋肉を鍛えるしかありません

フルートを初めて少し経つと、練習曲や曲にも高い音が出てくるようになります。でも、お腹の筋肉を鍛える練習はほとんどしてないままです。教則本にも筋肉を鍛えるように書かれていません。お腹の筋肉が弱い状態では、口の力で吹いてしまいます。口の力で吹くと口に力が入って綺麗に音が出ません。ひどい時は音が出ない場合もあります。

フルートの音を綺麗な音にするためには、口が脱力している事、口に力が入っていないことが最も重要です中音域から高音域に行くにつれ、お腹の筋肉が弱いと息のスピードを速くするために口の力を使って吹くようになります。そうすると口に力が入って、ますます高音は出なくなります。必ず腹式呼吸で吹いて、お腹の筋肉を鍛えていくしか道はありません。すぐにお腹の筋肉は強くならないので、毎日少し、お腹の筋肉を鍛えましょう!お腹の筋肉が強くなって、口が脱力していれば、高音は綺麗に出るようになります。これがフルートの本当の吹き方です。筋肉が弱いままの状態で無理して高音を吹くと、綺麗に吹けないばかりかどんどん悪い癖がついていきます。

意外に知られていない本当のフルートの吹き方

高音が出にくいもう一つの理由としては、フルートは唇の内側の粘膜に息を当てて吹く、ということを知らないで吹いていることもあります。そういう方は、歌口を内側に向けすぎたり、アパチュア(口の穴)が左右どちらかに偏っていて中央にできていない方が多いです。フルートは基本的に、低音域、中音域、高音域、全て同じ粘膜の部分に息が当たるように吹きます。それを知らないで、低音域の吹き方、中音域の吹き方、高音域の吹き方、と分けて吹いている方は、どの音域も響く綺麗な音になっていきませんし、安定しません。ドイツ語のオーウムラウトöのような口の形にして、口笛を吹くように内側の粘膜に息が優しく当たるように吹くようにしましょう。最初は音がバサバサして嫌になるかもしれませんが、粘膜が鍛えられて振動するようになればだんだん安定した綺麗な音になっていきます。いつも悩んで吹いていた音が、嘘のように晴れ晴れした音になっていきます。根気が入りますが、着実に積み上がっていきます。そのためには、やっぱりお腹の筋肉を鍛えることが重要です。お腹の筋肉が弱いと、優しく粘膜に息を当てて吹くことが難しいです。とにかく毎日少し、お腹の筋肉を鍛えましょう。

高音が綺麗に出るようになる練習

①まず、フルートを吹かないで腹式呼吸の練習をします。口から息をゆっくり吐きながらお腹を凹ませます。息がなくなったら、あくびをするように大きく口を開けて吸う息の声がしないようにブレスします。5~10回やります。

②次に、今度は少し短めに息を吐きながら、強くお腹を凹ませます。5~10回やります。

③①のやり方で低音のソをmpくらいで吹きます。吹いている間は、お腹を凹ませます。吸う息の声がしないようにブレスします。3回やります。

④③の吹き方で、どのように唇の内側の粘膜に息が当たっているかを観察しながら優しく吹きます。

⑤④で観察した粘膜の部分に息が当たるように、1オクターブ上のソを①の吹き方で吹きます。3回やります。

⑥3分休憩します。

⑦④で観察した粘膜の部分に息が当たるように、さらに1オクターブ上のソを①の吹き方で吹きます。2回やります。

まとめ

腹式呼吸を確認して、①の練習を度々行う。

歌口の真ん中に口の真ん中が当たっているか確認する。

無理に1オクターブ上げて練習しない。

高音は少なめに練習する。口の力ではなく、お腹を使って吹く。上手くできない場合は、お腹だけの練習や、低音域で練習する。

・ソの他に、低音域でのミ、ファ、ラ等で少しずつ練習してみてください。

詳しくは動画を参考にしてください。分かりやすいです。

20~30分吹いたら少し休憩しましょう!

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